目的

本団体は心臓血管系疾患の診断、治療における最新画像診断法である血流維持型汎用血管内視鏡(non-obstructive general angioscopy; NOGA)を通して、心臓大血管画像診断の発展と普及による医療技術の向上はかることと、未解明の病気の原因を解明し、広く社会への貢献をめざす。

Purpose 1

これまで10年間以上にわたり開催してきた医師、医学研究者、医療関係者に向けた研究会であるTrans Catheter Imaging Forum ( TCIF)を主体事業とし、冠状動脈のみにとどまらず、大動脈を含めた全身血管の精緻な画像化により、これまで明らかではなかった血管病変と末梢臓器の病態生理学的な関わり合いを解明し、脳梗塞、認知症、慢性腎障害など重要疾患の更なる医学的概念の変革を目指す。
さらに各地方勉強会や技術講習などを主管し、技術、知識の普及と発展に寄与する。

Purpose 2

医師主導臨床研究を主管し、末梢重要臓器と大動脈をはじめとした血管病変の関わり合いを解明し、病態に対する的確な介入法の開発へ向け努力する。

Purpose 3

市民公開講座を継続的に開催し、広く一般市民へ向け心血管系疾患の重要性を認識してもらうことにより、長寿社会の健全な発展に貢献する。

Purpose 4

事務局はTCIF研究会をはじめとした諸事業を効率よく運営し、さらに本事業により得られた最新の医学情報を迅速に公表、伝達し、医学研究の発展的進歩に貢献する。

今後この領域の発展が、多くの心臓循環器領域の研究・治療に革新的変化をもたらすものと確信し、本法人運営の為、何卒、皆様のご賛同とお力添えを切にお願い致すものであります。